経済・社会の問題を解決する糸口を探るため、経済・社会の事象をモデル化し、人工知能などの意思決定能力を持つエージェントを用いて、ボドムアップで経済・社会システムを構築・研究する情報工学の手法です。今までの研究テーマはハイテク産業の技術革新、経営・会計システム、人工株式市場などですが、最近の関心はコンテンツのプラットフォームビジネス、そして少子化の社会的構造とその解決に繋がる政策になります。
経済・社会問題解決の糸口を探るため、もしくは教育・学習するため、経済・社会の事象をゲームとしてモデル化し、参加者が特定の役割を演じる(ロールプレイング)ことで、経済・社会の事象の模擬実験(シミュレーション)、もしくは体験学習を行う手法です。李研究室では、企業経営・マーケティング・株式投資などを中心とした、様々なオリジナルビジネス・ゲームを開発・実施しています。更に、一部の参加者を人工知能で置き換えるハイブリッドゲーミングにも力を入れています。