第50回知識ベースシステム研究会
テーマ:「オントロジー活用の実際、産業応用」 および 一般 日時:2000 年11月17日(金) 場所:和歌山大学システム工学部 A棟203教室 〒640-8510 和歌山市栄谷930 http://www.sys.wakayama-u.ac.jp 担当幹事:瀧 寛和 taki@sys.wakayama-u.ac.jp <プログラム> 11月17日(金)一般セッション(1) 1.10:00-10:25 「拡張現実感による全方位画像の為の情報提供システム」吉 岡 克浩, 松田憲幸, 瀧寛和 (和歌山大学大学院), 安部憲広(九州工業大学) 概要:全方位画像への各種情報の付加機能として、拡張現実感を利用したアノ テーション情報 の埋め込みと提示を行うシステムについて報告する。 2.10:25-10:50 「ミント法を実装したセマンティックエディタの構想」松田 匡弘 松田憲幸,瀧寛和 (和歌山大学大学院) 概要:文書作成技法であるミント法で文書が作成できるエディタを実現するた めの知的支援システムの 構想について述べる。 オントロジー活用の実際、産業応用 3.10:50-11:15 「市場情報分析システムの構成について」堀 聡, 大石 哲嗣, 杉松 啓充(三菱電機), 瀧寛和(和歌山大学) 概要:複数のデータ形式からなる市場情報を蓄積・分析する企業情報システム の構成と必要となる AI技術を考察する。 4.11:15-11:40 「オントロジー構築におけるタスク・ドメインロールの抽出・ 整理に関する考察 〜石油精製プラントを例にして〜」石川誠一 古崎晃司 來村徳信 溝口理一 郎 (大阪大学産業科学研究所) 概要:実際の石油精製プラントを例題として,オントロジー構築において問題 となりやすい ロール概念の抽出・整理について考察を行う. 5.11:40-12:05「オントロジーが定める弱同一性に基づく事例分類」原口誠 (北海道大学大学院) 概要:制約記述を持つオントロジーから抽出可能な弱同一性を用いて、未分類 の事例を分類する ための理論を示す。 一般セッション(2) 6.13:10-13:35 「事例を用いた秘書業務の支援システム」鈴木佐知子,安村 禎明,新田克己 (東京工業大学大学院) 概要:過去の事例に基づき,相手先の検索や接続管理などの秘書業務を動的に 処理するシステムの 機能を述べる。 7.13:35-14:00 「ネット上の交渉を支援するエージェント」中務保志,安村 禎明,新田克己 (東京工業大学大学院) 概要:コンピュータネットを介した契約交渉の法的判断と条件判断を自動的に 行うエージェントの 機能を発表する。 8.14:00-14:25 「適応メタ検索エンジンMetaWeaverの特徴と評価」森 幹彦, 山田 誠二 (東京工業大学大学院) 概要:検索エンジンの専門分野を自動的に計算し、その検索エンジンのみを選 択的に使用する メタ検索エンジンの性能と評価について述べる。 9.14:25-14:50 「キーワードの意味マッチングとスケッチ画像を用いたWWWに おける オンライン画像収集」相澤 比呂志,山田 誠二(東京工業大学大学院) 概要:テキスト解析とスケッチ画像による画像内容の類似度解析から,WWWで の画像収集を 行う手法を提案する. 休憩 15分 10.15:05-15:30 「区間確率密度を用いた不確かさを含む推論法」北橋洋三 郎, 山口文彦, 中西正和 (慶應義塾大学大学院) 概要:不確かさを含む区間値データを連続的な確信度の分布と見なす、直感的 で効率の良い近似推論法 の提案。 11.15:30-15:55 「知識表現CCRを用いた知識統合」友部 博教(東京大 学大学院),木本 協司 (ミレーヌコーポレーション),石塚 満(東京大学大学院) 概要:本研究では知識表現CCRというものを用いて知識を蓄積し、それを推 論処理することによって 知識統合を行う。 12.15:55-16:20 「XML文書を扱う論理プログラミング処理系の試作」山本章 博 (北海道大学大学院,科技団さきがけ研究21) 概要:XML文書を項として扱う論理プログラミング処理系について述べ, その 応用について議論$