日時:1998年9月29日(火)
場所:静岡大学情報学部計算機棟 1階 CAI室
        〒432-8011 浜松市城北3-5-1 (JR浜松駅からバス20分 静岡大学前下車)

プログラム:

 一般セッションI (10:00 - 11:45)

1. 10:00 〜 10:35 「エキスパートシステムのための仕様と実装の相互運用環境」
 ○ 和泉 憲明,丸山 尚,鈴木 淳之,山口 高平(静岡大学)
 概要: 仕様の変更を実装コードに反映させるための仕様-実装相互運用環
  境について,設計と実装,評価を行う.

2. 10:35 〜 11:10 「オントロジーを利用した帰納的アプリケーションの自動合成」
 ○ 酢山 明弘,根岸 直矢,山口 高平(静岡大学)
 概要: オントロジーを利用した帰納的アプリケーション自動構築環境の概
  略と実験結果について述べる.

3. 11:10 〜 11:45 「ILPシステムの並列実装の方法」
 ○ 松井藤五郎,犬塚信博,世木博久,伊藤英則(名古屋工業大学)
 概要: ILPシステムの一つであるFOILを並列実装する方法を3種類提案し,
  実験の結果を比較して考察する.
 

一般セッションII (13:00 - 14:45)

4. 13:00 〜 13:35 「ルールベースを利用したATMネットワークの必要回線容量の見積もり」
 ○ 小路 和幸,伊藤 潔(上智大学)
 概要: ATM ネットワーク設計時の"必要回線容量見積もり問題"に対して
  ルールベースを利用したアプローチを提案する.

5. 13:35 〜 14:10 「オントロジーを利用したソフトウェア・プロセス開発環境」
 ○ 小森 聡,山口 高平(静岡大学)
 概要: 我々はオントロジーを利用したソフトウェア・プロセスの開発支援
  環境を構築した.発表では,本システムの基本設計と評価について
  述べる.

6. 14:10 〜 14:45 「ワークフロー業務テンプレートの開発」
 ○ 小林 隆(日立製作所),薦田 憲久,小野田 仙一(大阪大学)
 概要: ワークフローシステムの構築を容易化するためのノウハウ,ツール
  およびソフトウェア部品のパッケージの開発.

休憩(15分)

エンタープライズ・モデリングとAI (15:00 - 17:00)

7. パネル討論:
進行役 山口高平(静岡大学)
パネリスト 徳山 博于(静岡大学) ERPの前提となるビジネスプロセスの透明度について我国の企業組織には多くの課題があることを論議する.
パネリスト 砂田 聡(三菱総合研究所) プロセス産業(石油精製・化学等)のデータ標準化におけるIDEF0アクティビティモデル開発について
パネリスト 伊藤 聡(東芝) 製造業におけるエンタープライズモデルとしてSTEP(ISO10303規格)を考察し,オントロジとしての可能性を述べる.
パネリスト 銀林 純(富士通) ビジネスオブジェクトのアイデアと業務仕様からのプログラム生成アプローチの共通点と融合可能性を論じる.
パネリスト 垂水 浩幸(京都大学) 今後の企業システムにおいてエージェント技術が重要になることを述べ,いくつかの研究例を紹介する.
 

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