西村雅史 (NISHIMURA Masafumi)
Profile
IBM東京基礎研究所で約30年間一貫して大語彙連続音声認識の研究に従事したのち,2014年5月からは情報学部教員として主に音情報の活用に関する研究に従事してまいりましたが,
2023年3月に定年を迎え,4月からは情報学部の特任教授として,引き続き音情報の活用に関する研究に関わらせていただいております。
(定年に伴い,居室が情報学部棟からイノベーション社会連携機構棟301号室に変わりました。メールや電話番号に変更はありません。)
こちらもご覧ください。特に音情報処理技術の医療応用について話しています。
>> 静岡大学テレビジョン 研究者紹介(西村雅史) 2020.2.3公開
>> 夢ナビ 研究紹介(西村雅史) 2023.6.23公開
*** 現在取り組んでいる研究課題 ***
[音声認識の高精度・高機能化]
声だけではなく,人間が発するさまざまな音を統一的に扱えるモデルの開発を目指しています。
これ以外にも静岡大学と愛知産業大学との共同研究として,以下のような課題にも取り組んでおります。
食行動研究基盤の構築(食行動データベース構築,食行動に関する自動認識・評価)
医用情報処理(摂食嚥下の自動認識・評価,構音障害の自動評価)
スマートファクトリ(工場作業行動の自動認識)
健康状態モニタリング(飲食に関わる行動の自動認識.評価)
障害者支援(聴覚障害児学習支援)
略 歴
1981年3月 大阪大学基礎工学部生物工学科卒業
1983年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系修了
1983年4月 日本IBM Japan Science Institute(後のIBM東京基礎研究所)入社
以来,基礎研究所にてViaVoiceなど主に大語彙音声認識ソフトウェアの研究開発に従事
2003年1月 IBM Senior Technical Staff Member(主席研究員)
2014年4月 日本IBM退職
2014年5月 静岡大学大学院情報学研究科(教授)
2015年4月 静岡大学大学院総合科学技術研究科情報学専攻(教授)
(兼担)静岡大学創造科学技術大学院インフォマティクス部門(教授)
2017年4月 国立研究開発法人産業技術総合研究所客員研究員 (2023.3まで)
2017年4月 静岡大学情報学部キャリア支援室長(2019.3まで)
2018年4月 情報処理学会音声言語情報処理研究会(SLP)主査 (2020.3まで)
2018年4月 情報処理学会メディア知能情報領域委員会主査 (2020.3まで)
2019年4月 情報処理学会代表会員(2021.3まで)
2019年4月 静岡大学情報学部情報学研究推進室長(2021.3まで)
2019年4月 日本音響学会東海支部支部長 (2021.3まで)
2019年7月 文科省科学技術専門家ネットワーク専門調査員
2020年4月 情報処理学会音声言語情報処理研究会(SLP)運営委員
2021年4月 静岡大学情報学部情報科学系列系列長 (2022.3まで)
2021年6月 電子情報通信学会音声研究専門委員会 (SP) 専門委員
2022年4月 情報処理学会高齢社会デザイン研究会 (ASD) 運営委員
2023年3月 静岡大学定年退職
2023年4月 静岡大学名誉教授
2023年4月 愛知産業大学造形学部スマートデザイン学科,教授・学科長
2023年4月 静岡大学情報学部特任教授
学 位
博士(工学)
所属学会
IEEE (Senior Member)
電子情報通信学会(シニア会員, SP研究会専門委員)
情報処理学会(シニア会員, SLP研究会運営委員)
日本音響学会
人工知能学会
信号処理学会
ISCA
APSIPA
日本咀嚼学会