静岡大学 情報学部 情報科学科〒432-8011 静岡県浜松市中区城北3-5-1
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研究室の概要

これまで情報科学の分野では、ハードウェアが古典力学に乗っ取って動作していると考えて研究開発が行われていました。 しかし、現在では科学技術の発達により、集積回路は、量子力学を用いないとその動作が説明できないほど小型化されつつあります。 そこで本研究室では、 量子力学の原 理に基づいて情報科学の理論を作り直すことで、 ハードウェアの量子性を利用した画期的なソフトウェア開発を目指す 量子情報科学という分野の理論研究をおこなっています。

情報科学には様々な分野があるように、量子情報科学にも様々な分野が存在します。 量子情報科学の主な理論の研究分野を列挙するだけでも、量子通信理論、量子暗号理論、量子アルゴリズム、量子計算量理論、量子統計、量子測定理 論、量子制御理論、 エンタングルメント(量子もつれ)、ベル不等式、量子誤り訂正符号、そして、様々な物理系を用いて量子情報の実現を目指す研究(量子光学、イ オントラップ、 超電導量子ビット、量子ドット、NMR量子計算、ダイヤモンドNV中心、などなど。) このような、様々なトピックの中でも、当研究室ではエンタングルメント(量子もつれ)と、それを利用した量子ネットワーク上の情報処理プロトコルの研究を中心に、 量子ノイズに対処するための新たな手法の開発や、量子制御理論などのトピックについて研究を行っております。

量子情報科学や我々の研究について詳しく知りたい方は、静岡大学TV様に作成していただいた下記の動画をご覧ください:

静岡大学 研究者紹介                  情報学部 尾張正樹

What's new?

8月3-5日に名古屋大学で『量子情報 と有限長理論の新展開』研究会を開催いたします。
ホームページを作成いたしました。
研究室が発足いたしました。

連絡先

静岡大学浜松キャンパス
情報学部2号館 2415号室
交 通アクセス
Email:masakiowari(アットマーク)inf.shizuoka.ac.jp

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